神戸市感染症発生動向 平成27年6月15日~6月21日

神戸市感染症発生動向
(指定病医院で1週間に診断された、1施設当たりの患者報告数をお伝えします)

【感染症週報】第25週 平成27年6月15日~6月21日

【対象疾患】

  • インフルエンザは0.35人と流行はほぼ終息しています。
  • 感染性胃腸炎は9.7人と前週の9.8人とほぼ同水準であります。 ロタウイルスやノロウイルスによる胃腸炎は冬季に集中しますが、腸管アデノウイルスや細菌(カンピロバクター、サルモネラ、腸管病原性大腸菌、腸炎ビブリオなど)による胃腸炎は季節を問わず認められます。 感染すると2~4日の潜伏期間ののちに、嘔気・嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が出現してきます。感染経路は食品や水を介した経口感染や、吐物や糞便を介した接触感染です。手洗いの励行、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒、生食摂取を避けるなど、感染予防に心がけてください。
  • A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1.3人と、前週の2.6人より減少しています。 例年、冬季と春から初夏にかけての2つのピークを認めます。いずれの年齢でも起こり得ますが、学童期の小児に多く認められます。潜伏期間は2~5日で、突然の発熱、全身倦怠感、咽頭痛などの症状を認めます。
  • 手足口病は例年より早く増加してきており、定点あたりの報告数が4.6人と前週の4.5人よりさらに増加し、警告レベルに近づいています。主に幼児・低学年児童に感染が認められ、0~5歳が発症者の90%程度を占めています。38℃前後の発熱、口腔粘膜・四肢末端に水疱性の発疹を認めます。感染予防には手洗いが有効です。
  • 20150627
投稿日:2015年6月27日|カテゴリ:感染症情報