神戸市感染症発生動向 平成27年8月24日~8月30日

神戸市感染症発生動向
【感染症週報】第35週 平成27年8月24日~8月30日
(指定病医院で1週間に診断された、1施設当たりの患者報告数をお伝えします)

【対象疾患】

発症数上位5疾患

20150803-2

  • デング熱
    昨年この時期に東京都心の公園などで報告されたデング熱は、本年、神戸市では3例の報告があります。全例、流行地からの帰国者とのことでありますが、今後流行する可能性も懸念されていますので、蚊に刺されないなど注意しましょう。
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  • 手足口病
    警報レベル開始基準を下回ってきていますが、終息基準値には達していませんので、依然注意が必要です。
    潜伏期間は2~7日(平均3日)で、38℃前後の発熱、口の中・手のひら・足底部などに2~3㎜の水疱性の発疹を認めます。特効薬はありませんが、ほとんどは数日間で治ります。まれに髄膜炎や脳炎などの合併症をきたすことがあり注意が必要です。
    感染予防には、1.感染者との濃厚接触を避ける、2.手洗いやうがい、3.感染者とのタオルの共用を避けるなどが有効です。治った後もしばらく(2~4週週間)は便の中にウイルスが排泄されますので、排泄物は適切に処理し、その後流水と石けんで手洗いを十分に行ってください。
  • 感染性胃腸炎
    腸管アデノウイルスや細菌(カンピロバクター、サルモネラ、腸管病原性大腸菌、腸炎ビブリオなど)による胃腸炎が認められます。食品や水を介した経口感染や、吐物や糞便を介した接触感染をしますので、手洗いの励行、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒、生肉の摂取を避けるなどの感染予防を心がけてください。生肉は中心部まで十分に加熱を心がけるとともに、生肉を扱う箸と食べる際の箸を使い分けるようにしましょう。

    感染性胃腸炎
投稿日:2015年9月8日|カテゴリ:感染症情報