神戸市発生動向(平成31年1月7日~1月13日) インフルエンザ最新情報

神戸市感染症発生動向
 【感染症週報】第2週 平成31年1月7日~1月13日
(指定病医院で1施設あたり1週間に診断された患者報告数)


・インフルエンザの発症状況は?
現在、インフルエンザの発症患者数が急増し、神戸市内では定点あたり31.7人となりました。1施設あたり1週間の発生数が30人以上は、警報レベルとされ、大流行の発生・継続が疑われます。警報レベルに達したのは、インフルエンザが大流行した昨年と比べて1週間早くなっております。現在のとこと、報告の大半がインフルエンザA型となっています。神戸市内の学校の学級閉鎖も急増して、今後もさらに広がっていくことが予測され、注意が必要です。


・インフルエンザの症状は?
インフルエンザでは、のど痛や咳などの他に、38℃以上の高熱、悪寒、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛・関節痛、嘔気・軟便といった全身症状が出てきます。また肺炎や中耳炎、脳症などを合併してくることもあります。体調が悪い場合は、早めに医療機関を受診してください。受診時には、感染を広げないように必ずマスクを着用するようにしましょう。


・インフルエンザの感染対策は?
インフルエンザの潜伏期間は1~2日で、症状出現後5~7日は他の人にうつしてしまう可能性があります。咳やくしゃみによって放出されたウイルスを吸い込むことによって感染してしまうために、インフルエンザを広げないためにも、症状がある方はマスクを着用するようにしてください(咳エチケット)。またドアノブや机などに付着したウイルスが手に付着し、その手で鼻や目、口などをこすることでも感染することがあります。したがって、インフルエンザの予防として、外出後の手洗い・うがいは重要になります。そのほかの予防法としては、適度な湿度の保持(50~60%)、十分な休養、バランスのとれた栄養、人混みへの外出を控えるなどがあります。
ワクチン接種は、肺炎や脳症などによる重症化を防ぐことを最大の目的としており、感染(症状発現)を必ずしも防ぐものではありません。ワクチン接種された方でも発症する可能性がありますので、油断せずに感染予防対策を行いましょう。


・職場・学校への復帰は?
インフルエンザは解熱してからも体内にウイルスが残存している可能性があります。したがって、学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」を出席停止期間の目安としております。発症した日はカウントせず5日間経過し、かつ、解熱した日はカウントせず2日間経過した後に登校可能と判断します。成人の場合、出勤再開に関しては特に決まりはありません。しかし、解熱後もウイルスを排出している可能性があり、他人にうつしてしまう可能性があるので、外出には注意が必要です。可能であれば、学校保健安全法で示されている目安の期間は、外出を自粛することが望ましいと考えられます。

インフルエンザ


関連ページ
投稿日:2019年1月21日|カテゴリ:感染症情報