神戸市インフルエンザ発生動向

神戸市感染症発生動向 インフルエンザ
(指定病医院で1施設あたり1週間に診断された患者報告数)

年末年始にかけて、インフルエンザの報告数が急増してきております。昨年はインフルエンザA型が主体でありましたが、今シーズンはインフルエンザA型もB型も報告されております。今シーズンの患者発生数の立ち上がりが早く、流行拡大は例年よりも早い状況です。現在、インフルエンザの発症患者数は、神戸市内では定点あたり1週間で21.44人となっております。1施設あたり1週間の発生数が30人以上になると、警報レベルとされており、そのレベルに近づいております。

・インフルエンザの症状
インフルエンザでは、比較的咳を伴うことが多く、他に、38℃以上の高熱、悪寒、全身倦怠感、頭痛、咽頭痛、筋肉痛・関節痛、嘔気・軟便といった全身症状が出てきます。
体調が悪い場合は、早めに医療機関を受診するようにしてください。受診時には、感染拡大防止のために必ずマスクを着用するようにしましょう。

・インフルエンザの感染対策は?
インフルエンザの潜伏期間は1~2日で、症状出現後5~7日は感染を広げる可能性があります。咳やくしゃみによって放出されたウイルスを吸い込んだり、インフルエンザに触れた手で目や鼻をこすることによって感染してしまいます。インフルエンザを広げないためにも、症状がある方はマスクを着用するようにしてください(咳エチケット)。症状がない方も、インフルエンザ予防として、外出後の手洗い・うがいをするようにしましょう。そのほかの予防法としては、適度な湿度の保持(50~60%)、十分な休養、バランスのとれた栄養、人混みへの外出を控えるなどがあります。 ワクチン接種は、肺炎や脳症などによる重症化を防ぐことを最大の目的としており、感染(症状発現)を必ずしも防ぐものではありません。ワクチン接種された方でも発症する可能性がありますので、油断せずに感染予防対策を行いましょう。

・職場・学校への復帰は?
インフルエンザは解熱後も、しばらくは体内にウイルスが残存しています。したがって、学校保健安全法では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」を出席停止期間の目安としております。発症した日はカウントせず5日間経過し、かつ、解熱した日はカウントせず2日間経過した後に登校可能と判断します。成人の場合、出勤再開に関しては特に決まりはありませんが、解熱後も他人にうつしてしまう可能性があるので、外出には注意が必要です。可能であれば、学校保健安全法で示されている目安の期間は、外出を自粛することが望ましいと考えられます。

投稿日:2020年1月14日|カテゴリ:感染症情報